マーメイドステークスの特集記事

今週から中央競馬の舞台は函館競馬・福島競馬及び阪神競馬場となり、
夏競馬がスタートする。


その夏競馬の開幕週には、
阪神競馬場で第13回マーメイドステークスが行われる。



第13回マーメイドステークスでは、
アルコセニョーラ、タニノハイクレア、ベッラレイア及びレインダンス(武幸四郎)の
ヴィクトリアマイル組が人気になりそうである。


アルコセニョーラは、ヴィクトリアマイルで1秒8差の18着に大敗しており、
いくらG1といえども負けすぎである。


よって、G3のマーメイドステークスであっても、
アルコセニョーラが好走する可能性は低い と競馬理論では判断している。



一方、タニノハイクレアは、ヴィクトリアマイルにおいて、
中段のインを追走し直線でもインを突いて10着であった。


タニノハイクレアのヴィクトリアマイルの10着は、
無駄な距離を走らせなかった的場勇人騎手の好騎乗でのものであって、
能力的には上位と着差以上の開きがある。


よって、タニノハイクレアが第13回マーメイドステークスで好走するには、
ある程度の展開の助けが必要と競馬理論では判断している。



一方、ベッラレイアはヴィクトリアマイルにおいて中段の外目を追走したが、
伸びを欠いて8着に敗れてしまった。


ベッラレイアのヴィクトリアマイルの8着は、
休み明け且つ前残りで外が伸びない馬場で外を回らされる不利が影響したものであり、
着順ほど悲観すべき内容ではない。


よって、レベルの高い3歳世代でトップクラスの能力を秘めるベッラレイアに、
第13回マーメイドステークスでも高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。



ただし、第13回マーメイドステークスが開幕週で極端に前残りの馬場で行われる場合には、
追い込み脚質で56キロとトップハンデのベッラレイアを過信し過ぎるべきではない



一方、レインダンスはヴィクトリアマイルにおいて、
超スローペースを4番手と先行したにもかかわらず11着に敗れており、
レース内容的には見所のないものであった。


よって、前走のレース内容では、
レインダンスが第13回マーメイドステークスで好走する可能性は低い。


ただし、レインダンスは、去年の秋華賞において、
ダイワスカーレットの2着に好走して、ダービー馬ウオッカに先着を果たしている。


更に、第13回マーメイドステークスは開幕週で行われる上に、
メンバー的にも先行馬が少ない。


よって、第13回マーメイドステークスにおいて、
レインダンスがスローペースで楽に先行できるようであれば、
去年の秋華賞を再現して好走する可能性もあり得る と競馬理論では判断している。



条件級を勝利して挑戦する上がり馬では、
ウインシンシア(浜中)、ブリトマルティス(武豊)及びホウショウループが
第13回マーメイドステークスに出走する。


ウインシンシアは、前々走の1000万下戦において、
ブリトマルティスに敗れており、
第13回マーメイドステークスでは荷が重いだろう。


また、ホウショウループは、
休み明けで望んだ1000万下を快勝して第13回マーメイドステークスに望むが、
前走の1000万下で2年ぶりにもかかわらず3着に粘ったコマノハイが
東京の1000万下特別で敗れていることからも分かるように、
前走の1000万下はかなりレベルの低い一線であった。


よって、第13回マーメイドステークスにおいて、
そのレベルの低い1000万を勝ち上がったホウショウループに
あまり高い評価を与えるべきではない
だろう。



一方、ブリトマルティスは、2連勝中と絶好調の状態でレースに望むので、
一線級不在でハンデ戦の第13回マーメイドステークスであれば、
好走可能であろう。


ただし、ブリトマルティスは、去年の秋華賞で見せ場すらなく13着に敗れているように、
重賞では通用しない可能性もあり得る。


にもかかわらず、
2連勝中及び武豊騎手騎乗ということだけで過剰に人気になるようであれば、
ブリトマルティスを押さえ程度の評価にとどめるべき
と競馬理論では判断している。


他には・・・・

今週から、函館競馬場、福島競馬場及び阪神競馬場の3場による夏競馬が開幕する。
夏競馬では、来年のクラシックを目指す2歳馬による新馬戦などが注目される。


その夏競馬における第1弾の重賞は、牝馬限定のG3戦の第12回マーメイドステークスである。
第12回マーメイドステークスは、登録馬こそ12頭と少ないものの、牝馬限定のハンデ戦ということもあり混戦が予想される。


その第12回マーメイドステークスで人気となるのは、G1のヴィクトリアマイルから転戦してきたコスモマーベラス、サンレイジャスパー(佐藤哲)、ソリッドプラチナム(小牧太)及びスプリングドリュー(柴山)であろう。


コスモマーベラスは、前走のヴィクトリアマイルでこそメンバーが強過ぎて15着に敗れたものの、3走前の愛知杯ではアドマイヤキッスの2着、前々走の福島牝馬ステークスではスプリングドリューの4着と差のない競馬をしており、牝馬限定のG3ならば実績的にも能力的にも上といえる。


更に、コスモマーベラスは、逃げ差し自在の脚質であることから、レース展開にも左右されない。
よって、コスモマーベラスが第12回マーメイドステークスにおいても好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。


サンレイジャスパーは、前走のヴィクトリアマイルにおいて、後方から差し脚が不発に終わり、14着に敗れた。サンレイジャスパーの14着は、能力不足という点も否めないが、前残りの展開による影響も大きい。


よって、前残りの流れを先行して敗れたコスモマーベラスの15着よりも、後方の外を回って敗れたサンレイジャスパーの14着を、レース内容的には評価すべきである。また、去年の秋に行われた府中牝馬ステークスにおいても、サンレイジャスパーは、コスモマーベラスを大外から交わして3着に好走しており、能力的にはコスモマーベラスより上である。


更に、コスモマーベラスが56キロのハンデなのに対して、実績的には互角のサイレンスジャスパーは54キロ止まりであった。これらのことから、競馬理論は、基本的には、サンレイジャスパーに、コスモマーベラスよりも高い評価を与える予定である。


ただし、第12回マーメイドステークスは、阪神競馬場の開幕週で行われることを加味して予想しなければならない。


つまり、阪神競馬場の馬場状態がイン有利な場合には、先行できるコスモマーベラスに、外を回る可能性が高い追い込み脚質のサンレイジャスパーよりも高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


ソリッドプラチナムは、前走のヴィクトリアマイルにおいて、最後方を追走したが、見所なく16着に敗れた。つまり、ソリッドプラチナムのヴィクトリアマイルのレース内容は、コスモマーベラス及びサンレイジャスパーよりも見劣ると判断して問題ないだろう。


但し、ソリッドプラチナムは、49キロの軽ハンデに恵まれたとはいえ、サンレイジャスパーを抑えて、去年の第11回マーメイドステークスを制しており、得意の条件ならば一変してもおかしくない。


更に、ソリッドプラチナムは、愛知杯において、コスモマーベラスとも差のない競馬をしており、ハンデや展開の助けを生かせば、通用するであろう。


よって、競馬理論は、小牧太騎手の腕を加味して、ソリッドプラチナムを馬券の対象(2着候補の一頭)として評価しようと考えている。


但し、小牧太騎手の腕を加味しても、53キロを背負うソリッドプラチナムが、有力各馬をまとめて差し切って、第12回マーメイドステークスを制する可能性は低いと競馬理論では判断している。


スプリングドリューは、ヴィクトリアマイルで13着と第12回マーメイドステークスに出走するメンバーの中では最先着を果たしており、第12回マーメイドステークスでも有力馬の一頭となるであろう。


但し、スプリングドリューのヴィクトリアマイルの13着は、大井競馬所属の内田博騎手が上手くインをついたものであり、内容的に特筆すべきものではなく、最先着だからといって、第12回マーメイドステークスにおいてスプリングドリューを過信することは禁物である。

よって、競馬理論は、人気などを総合的に勘案して、スプリングドリューの最終評価を決定しようと考えている。

他の路線組では、シェルズレイに最も注目している。


シェルズレイは、折り合いにこそ難があるものの、能力的には古馬牝馬のトップクラスである。特に、折り合いを欠きながら先行してアドマイヤキッスの2着に粘り込んだローズステークスの内容が抜群だったので、シェルズレイは、自分の競馬さえ出来れば、圧勝まであり得る。


また、目立った先行馬が不在のメンバーと開幕週の馬場もシェルズレイにとっては有利に働くであろう。
よって、競馬理論は、今週の調教状態次第では、シェルズレイにかなり高い評価を与えようと考えている。


他には、休み明けのエメラルドステークスを制したディアチャンス(武豊)も、人気になりそうである。
しかしながら、ディアチャンスは、53キロと思ったよりもハンデに恵まれておらず、休み前のレース内容を考えると、武豊騎手騎乗による人気先行と言わざるを得ない。


よって、競馬理論は、過剰に人気となる可能性が高いディアチャンスを、押さえ程度の評価にとどめる予定である。


以上のように、競馬理論は、第12回マーメイドステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。


競馬理論は、阪神競馬場の開幕週ということもあるので、土曜日の競馬のレース結果から阪神競馬場の馬場状態を分析し、阪神競馬場の馬場の分析結果を加味して、第12回マーメイドステークスの最終予想を決断しようと考えている。